ちびももの思いやり [こども]
ちょっとしたことで、最近、夫が不機嫌のあまり怒る(とかいう生易しいもんではないけど)ことが数回あった。夫なりに我慢を募らせているかもしれないけれど、やっぱりされる側としてはたまったもんじゃない。気に入らないことを、怒るとか怒鳴るとかじゃなく、普通の口調で伝えてくれたらいいのに。しばらくの間、機嫌が悪くならない期間があっても、一度大声を出された瞬間に、それまでのことがすべてなしになってしまう。
そのたびにももんがは、凹むとか言うより腹立たしかったり、夫に期待せずすっかり諦めてるのに、さらにあきらめの境地になったりで、ぐっとテンションが下がる。それに、最近、怒る頻度は多少減ってきているからか、かえって以前に比べて恐怖心も増しているような気がする。で、無表情でテンション低く、口も利かないでいると、最近ちびももがすりすり~っとももんがの様子を見に隣にやってくるようになった。それは、飲み物を飲むついで風だったり、車中で眠たくなってきてママに甘えたい風だったり、、、、。
で、最終的にももんがのそばでそっと寄り添っているようになった。なんなら手をつないで、ぎゅうって握りしめてくれる。ももんがの顔を覗き込んで、ももんがが大丈夫かどうかを冷静に観察しているようにも感じる。ももんがは、下がったテンションがせめて普通レベルくらいに戻るまで余計なことをしゃべらなくなってしまう。それを、かしこいちびももは敏感に察知するようだ。
昨日は、夫の機嫌の悪さに、夫がお風呂に入っている間にちびももと寝床に移動して二人で手をつないで寝ることにした。そのとき、夫が風呂場で何かどなる声(イラ立ちを紛らわすために怒鳴った?叫んだ?感じだった)。その瞬間、ももんがは耳鳴りがして手足がしびれだした。鼓動がドキドキとなってちょっと「怖い!」って思ってしまって体がこわばった。次の瞬間、ちびももがぎゅううううって手を握りしめてくれた。で、さらにももんがにすり寄ってきてくれた。
あの瞬間、正直、本当に怖かった。ちびももと寝間に移動して布団に入ってからも、ずうっと不安になってしまってどうしようもなかった。お風呂から出てきて、怒鳴り散らされるんじゃないかとか、想像して憂鬱になり怖くなってしまった。だから、最近たくましくなったちびももがそぉっと、本当にそおっとももんがを力づけるために寄ってきてくれることで、その恐怖とか憂鬱とかが少しずつ小さくなっていく。もしかしたらちびももも同じように不安で怖いのかもしれないのに、なんだかそんなちびももに守られているみたいでちょっと情けないんだけど、ちびももがいるからいろんなことにがんばれて、耐えられている。これからもちびももと2人3脚で頑張っていくためにも、克服してちびももをしっかり守れる母にならなくちゃ!
心が痛いです。
by 雀翁 (2012-02-27 23:12)
雀翁様
夫の、普通にしているときと今回のような時の差がありすぎて戸惑います。
私にすりすり寄ってくるちびももを見ていると、しっかりしなくては!と思います。がんばりますね。
by ももんが (2012-02-28 08:45)