未だダメでした(T_T) [自分のこと]
義母が大好きだった「サウンド・オブ・ミュージック」。ももんがも大好きな映画だった。
義母が急死して、お葬式が終わってちびももが復帰した保育園からもらってきた楽譜は
「サウンド・オブ・ミュージック」の曲ばかり。
ちびももの音楽会でその曲を演奏してるのを聞いて号泣し、練習のためにちびももに見せた
映画のDVDを観ては号泣していた。
あの音楽すべてが、ももんがの号泣スイッチで、それ以来観るのをやめていた。
今日、夫が急に見ようと言い出した。ちなみに夫は観るのは初めてだったらしい。
やっぱりだめだった。見ている間中、出てくる涙をこっそり拭き、泣いていることは夫に見つからないようにした。
3時間観終わって、夫が寝間へあがり、ちびももと二人で布団をひきながら涙が止まらなくなった。
ちびももと二人になって気が緩んだらしい。
「ごめんね、大丈夫だから。おばあちゃんを思い出しただけ」と言いながら、止められない涙。
そのうち、ちびももまで泣き出してしまった。
二人で号泣。
保育園年中の音楽会の記憶が半分くらい消えかかっているちびももは、
「なんでおばあちゃんを思い出したの?」と聞いてきた。
事情を説明しながらまた二人で号泣。
でも、ちびももは私につられてもらい泣きだったらしい。
「ありがとう」とお礼を言ったら、ぎゅうって手を握り返してくれた。
頼りになる娘に感謝。
それから、お義母さん、ありがとう。
自分の役割 [自分のこと]
最近、ちょっとすっきりしないことが続いている。自分の中でモヤモヤしている。家族がいる主婦だから、生活の98%くらいは常に、家族ありきの行動。仕事の合間も、寝る時間までの段取りを考えたりしている。自分のことだけを考えるのは、こうやって夜中にPCに向かっているときとか、運転中に「宝くじ当たったらどうしよう(^^)」とかいうたわいもない妄想にふけっているときくらい。
仕事は、比較的順調。いや、順調だった。自分がやりたいPCインストラクターの仕事はほとんど入らないので、それ以外の業務をこなす。って言っても作業がほとんど。頭を使ってないと疲れるから、いかに要領よくたくさん仕事をこなすかを考えるようにしてるけど、それも難しい。ももんがより若い社員さん(Aさん)から仕事を指示してもらう。最近そこにもう一人、ももんがの後に入社してきた新しい若い社員さん(Bさん)も加わった。
ももんがはパートだから、勤務時間も短い。Bさんよりは作業経験がある分、作業を要領よくこなすことはできるけど、社内の細かいシステムとかは教えてもらっていない。当然、社員のAさんが社員のBさんに指示したことを、Bさんからパートのももんがが指示される。それも、全部をきっちり伝えてもらうわけではないので、結局自分の行動に無駄ができる。そのうえ、Bさんの手が空いていると、Bさんにも仕事を回すように作業配分を考えなくてはいけない。それに気づいているのかどうかわからないけど、なんとなくマイペースなBさんに無駄に気を遣って疲れていた。
そんな日が続いた上に、パートの時給に関して、当初の話と条件が変わったり、専任させてもらうはずだった講座から外されることになった。それも、対応できない時間帯の講座を断ったから。当初の計画が専務の思いつきでどんどん変わって行って、気づいたら講座の対象もシニア向けから企業向けに、講座開講時間も平日の午前午後から、土日と平日午後・夜間へ。ちびももが小学生だから、夜間の仕事はできないと断ったら「じゃあ、専任外れて、あっちの作業専門になってもらうしかないなあ」という専務の言葉。
作業もすばやくきれいにできるようにがんばっていたし、面白いけど、あくまで、自分のやりたい仕事をできるという前提。その日以来、すっかりやる気がなくなってしまった大人げないももんが。一瞬やめちゃおうかな、なんて考えたくらい。ただ、職場の若い社員さんたちはとってもいい子ばかりで、この人たちを多少なりとも困らせるようなことはしてはいけない、という責任感だけでどうにかがんばっていた。責任感の強い人間に育ててくれた親にちょっと感謝したりして。
それからしばらくして、Bさんがしばらく仕事のミスを連続した時期があった。覚えたてのことだから仕方ないことばっかりだった。さらに、直後にももんがが作業を引き継いだ段階で気づけていればリカバリーできたミスがおこる。このことも、Aさんは、もともとBさんがやらかしたこととは気づいていなかった。結局作業が全部終わった段階で気づいたももんががAさんに「これこれに気づかなくて、こうなりました。すみません」と謝った。すると、Aさんが「これは○○の段階で気づかないといけなかったんです」とつぶやく。〇〇の作業はAさんがしていたことだった。でも、その後ももんがが気づけばどうにかできていた。で、「本当にすみませんでした」と謝った。BさんにもAさんに伝えたように話して、「気づかなくてすみません」とだけ言っておいた。
この時に、「あー、自分はこういう立場でいるべきなんだなあ・・・」と気づいた。
自分が出すぎるのでなく、淡々と作業し、他の人のミスをさりげなくフォローし、さりげなく本人に気づかせる。
結局、家庭でなくても、私は母のような姉のような立場で自分の責任を全うするべきなのかな、と。表でなく裏方。そんなことを思ったら、なんとなく職場でのモヤモヤ感が減少した。専務へのもやもやは当分消えそうにないけど、若い子たちには、彼らの能力を伸ばすためにさりげなくフォローできるような存在でありたいと。
40過ぎて、人生の折り返し地点を過ぎた。これからは自分より若い世代に頑張ってもらう裏方としてもがんばることが、今のももんがの役割なのかもしれないなあっていろんな場面で感じる。自分のこともたいせつにしつつ、周りをさりげなく思いやれるようなひょうひょうとした大人になりたい。
とりあえず1か月(^.^) [自分のこと]
先月から仕事を初めて、1か月がたつ。9年ぶりの社会復帰にちょっとどきどきしつつも、あっという間の1か月だった。本来やるはずの仕事が、まだ予定が立たず、他の業務のお手伝いばかりなのだけど、今まであまり経験したことがないことなので、結構楽しい。いっちょまえに、ミスして落ち込んだりもする。
ただ、自分で意外だったのが、生活ペースが思ったほど変わらなかったこと。平日毎日8時半に家を出て1時半くらいに帰宅するのだけど、出勤前に朝食の片づけ・洗濯・部屋の掃除・ゴミだし・・・といった基本的な家事を終わらせ、化粧して着替えて出かける。帰宅後、昼食を食べて洗濯ものを片づけ、夕食の下ごしらえをする。ちびももが帰宅したあとは、ちびももペース。働く前は、8時には基本的な家事を終わらせて、PCしたり本を読んだりDVDを観たり。ランチに行ったり、買い物行ったり・・・で、ちびももが帰宅する。
結局、働いている時間を自分の趣味に使っていたということらしい。読書の時間がとれなかったり、DVDを観れなかったり、友達とゆっくり会えなかったり、そういうストレスはあるけれど、仕事をすることで少し生活にメリハリがついた気がする。そもそも、ちびももが最優先、家のことも手を抜きたくない、という条件に理解をしてくれる職場だったから働く決心ができたし、ちびももが最優先という条件はこの先もずっと変わらない。私のそういうこだわりをキープしつつ働くという意味ではベストかなあと思っている。それに、会いたい人には、きびきび行動していればちょっとでもちゃんと楽しく会える。今まで時間を無駄に使っていたのかなあ・・・なんて思ったりして。
これからの目標は仕事内容的にもっと充実させていくこと。そのためにもしっかりいろんな勉強していかなくちゃね。言われたことはしっかり覚えて、同じミスを繰り返さない。しっかり謝り言い訳をしない。そんな当り前に大切なことを改めて実感している毎日。そうそう、それと、おしゃれ心も忘れない。心身ともに年相応に美しく(^.^)そしてそして、何より大切なこと。ちびももとの時間を大切に過ごす。ちびももの心をリラックスさせること、楽しい気持ちで過ごすこと。そのためにも自分のことも我慢しすぎないようにしたい。
ところで、、、今日職場で「これ、ももんがさん用のポロシャツです。暑い時には結構涼しいですよ」と会社のロゴ入りのポロシャツをいただいた。とってもありがたいことなのだけど、正直あんまり着たくない。というか、かなり大き目だし、そんなにおしゃれじゃないし。でも、着ないのは悪いよねえ・・・。とつまらないことで、ちょっと悩んでいるももんが。とりあえず、明日着てみてから考えようかなあ・・・。
神戸のデパ地下は素晴らしかった・・・! [自分のこと]
今日は、昔の職場の友人とランチをする約束をしていた。その友人と会うために神戸へ。
元町で用事があったので、ついでに神戸大丸の地下に行ってみた。
いや~、なんかきれいで広くて、珍しいお店がいっぱいで、あんまりデパ地下とかに興味のないももんがも、
一気にテンションがあがってしまった^_^;
てか、どんだけ田舎モン?
ももんがが大好きなおだしのお店が入っていたりしたんだけど、一番の大発見はこれ!
金沢の不室屋さん。
ここの麩はきれいでおいしい!
そこで「おやつ麩」というのもゲット。
お麩にバターとメイプルシロップをまぶした感じのお菓子。
今日は学校帰りにそのまま習い事だったちびもものおやつで、さっそく一袋空けちゃったので、こんな写真でごめんなさい。
今日会った昔の職場の友人は、飲み仲間だったMさんと、
仕事をしない上司にいっぱい仕事を回されててんやわんやなももんがを、いつも助けてくれた先輩Wさん。
お二人とも全然変わらずおげんきで、なんだかうれしくなってしまった。
あの当時は仕事や職場のこととかばっかりしゃべっていたのに、
今は話す内容が子供のことだったりで、(一緒に仕事してたのは20代後半だった)
とっても不思議で楽しい時間を過ごせた。
最近、懐かしい再会をいっぱいして、たくさん元気とパワーももらえてる気がする。
少しは自信を取り戻せるといいんだけどなあ・・・って思いながら帰ってきた。
そうそう、往復の電車で読んだのが「坂の上の雲(1)」。
全7巻だったこともあって敬遠していて、実は読むのは今回初めてなんだけど、かなり面白い!
もっと早く読んでいればよかった。これならあっという間に7冊読めちゃえそう。
最近猛烈な勢いで本を読むももんが。読書の幸せをかみしめております(^^)v
友人との再会 アウェイの渋谷にて [自分のこと]
GW前半、夫の実家への帰省の折にちょっと時間ができそうだったので、学生時代の友人二人と会うことにした。この二人、ももんがの女子大時代の学部で酸いも甘いも共にしたTと、体育会系の部活でやはり酸いも甘いも共にしたN。ももんがは東京の女子大に通っていた。いちばんバブリーな時代。周りの女子大生はヴィトンのバッグにラルフのポロシャツ(襟は立ってます!)的な服装だった中、ブランドものは嫌いで、そんな女子大生も嫌いだったももんがは、安ーいショートパンツに安ーいポロシャツ(襟は立ってない)、安いけどおしゃれでかわいいリュックで、足元はカジュアルな革靴(セ・パズルとかいうメーカーのが好きだった。今もあるのかな?)みたいな感じ。そんなももんがと気が合ったTもNも、ももんがみたいなタイプの二人。本当に一緒にいて楽しかったし、田舎から出てきた頼りないももんがを、いつも叱咤激励してくれたしっかり者の二人だった。よく飲んだくれていたしなあ・・・。今はめったに会えないけど、何年ぶりかあっても、学生時代のように楽しくほっとしてすごせる二人。この二人の共通項はももんがのみ。学生時代も今も二人で連絡を取り合ってるわけじゃない。多分、初めてたくさんしゃべったのはももんがの結婚式だったと思う。でも、この二人なら、ももんがと3人で楽しく会えるって確信できる。そんな二人。
急遽時間が空いたので、ダメもとで会う日の前々日の真夜中にTに連絡をとってみたらOK、ならばいっしょに!と思い、前日の午前中にNに連絡を取って、なんとOK!で、ももんがの宿から行きやすいと言う理由で待ち合わせ場所を渋谷にした。「渋谷のどこ?」と考えてみたけれど、思いつかず「ハチ公前」。ハチ公前で待ち合わせたことがある人ならわかると思うけど、とにかくすごい人で、携帯がなかった時代は「ハチ公のしっぽ側」「ハチ公の頭側」とかいう約束をしてないと、本当に会えなかったりするような場所。まあ、携帯で連絡取り合って・・・ということになった。
当日Tとすぐに出会えた。「わぁ!久しぶり!変わってないね!!2年ぶりくらいかな」
で、その15分後くらいにNとも出会う。「わあ!久しぶり!6年ぶりくらいかなあ!変わらないね!!」
TとNは偶然何年か前に池袋のサンシャイン水族館で出会ったことがあるらしい。
「まずはお昼食べようか。どこか知ってる?」
「知らな~い。」とTとNの返事。そう、学生時代から、大学が違う方角にあって行動圏外だった渋谷。ももんがだけじゃなく、TもNも今でも行動圏外のままらしい。「だよねえ。渋谷はアウェイだったもんねえ。待ち合わせもハチ公以外思いつかなかったし!子供もいるしとりあえず東急のレストランでも見てみようか」ということになった。
(ももんがはちびももを、Nは次男君を連れていた)
結局、ちびもものリクエストで普通の洋食レストランへ。ここの対応が散々だったんだけど(オーダーしたものが、見事にオーダーどおりに出てこない・・・みたいな)、そんなこともネタにしてとにかく盛り上がってしまった。終始大笑い。つい気が緩んで、多少日々の愚痴もこぼしてしまったけど、「私はももんがの味方だから・・・」とT。「ももんが~、ほんと頑張ってるよ!」とN。ももんがのダメダメな部分もいっぱいわかっている、そんな二人の言葉だからこそ、すごく心を感じて、本当に本当に涙が出そうなくらいうれしかった。
「どっか行きたいとこないの?せっかく渋谷に来てこのレストランが思い出じゃあ、ちびももちゃん、かわいそうだよ~!」とNが言ってくれる。ちびももは次男君と折り紙だのしてかなり楽しそうだったんだけど、お言葉に甘えて、オープンしたての渋谷hikarieに行ってみることにした。まずは建物に入るのに並び、エスカレーターで並び、エスカレーターを下りたら右に行きたくても左に行かされ・・・・。お店は、30代くらいのちょっとセレブな女性ターゲットって感じで、「おばちゃんたちには関係ないねえ」とかふざけながら、無理やり雑貨屋でちびもものおみやげをゲットして30分ほどで出てきた。多分ちびももの渋谷の思い出は「人にまみれた犬の銅像、ひと・ひと・ひと・そして、息苦しい・・・お土産はオイル時計(砂時計のオイル版)」みたいな感じだったと思う。でも、何だか楽しそうだった。それに、何よりももんが自身が本当に本当に楽しくって幸せな時間だった。2時半を過ぎたころ、渋谷駅へ戻る。で、おのぼりさんらしく「渋谷hikarie」の看板の前でみんなで写真を撮って、山手線で新宿へ。ももんがはそのあと、夫の幼馴染宅へ伺うことになっていたので、新宿でTとNが下りて、そこでバイバイした。またしばらく会えない。すごくさみしかったけど、でも、何年たっても昔と同じように出会える二人との再会にすごく心が満たされた。
T、N、なかなか会えないのに、連絡もろくにしてないのにいつもいつもありがとう。私は本当に友人に恵まれている。本当に幸せだとしみじみ思った3時間半の渋谷だった。