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しょんぼり雪男なももんが [ちょっとしたつぶやき]

お正月に23日でスキーに行ってきた。今回は年末から雪が降り続いていたので、最高のゲレンデ状態。へたくそなももんがでもかなりいい気分で滑走できた。さらに今年は12年ぶりに買い換えた板だったので、さらにいい感じ。技術の進歩ってすごい!

ちびももも、今回またさらに上達して、かなりなスピードで滑れるようになったし、中級者向けくらいの斜度なら、普通に滑って降りて行けるようになったので、だいたい3人で滑っていた。ちびももが転んだ時に助けられるように一応後ろから滑っていくのだけど、ちょっとぼんやり眺めていると、あっという間に遠くに行ってしまって追いつくのが大変。

リフトを降りるなり、ももんがと夫の「ちょっと待って!」という制止も聞かずに滑っていくので、見えなくなる前に後を追う。ちびももも不安になると一応止まっていたりするのだけど、リフト以外は基本一人でも大丈夫なので、今回はほぼちびももの気持ちの赴くままに滑っていた感じだった。途中夫が一人で滑ったり、たまにももんがも一人で滑ったり。ももんがも一人ならそれなりにスピードも出すので、色んなことを忘れて気分すっきり!

ももんがは、ちびももとリフトに乗るときにちびももにばかり気を取られて雪の凸凹にひっかけて自分の板を落としてしまい、そのせいで夫が乗りかけたリフトから降りて、リフトを急停止させてしまうというアクシデントを引き起こしてしまった(実は去年も同じことを1回している)。その瞬間に、「ママと乗っていては自分が大変な目に合うかも!」と本能の非常警報が鳴り響いたようで、3人でいるときは夫としかリフトに乗ってくれなくなったちびもも。スキーって滑っているときはいいけれど、とにかくリフトが寒い!二人で乗っていれば気が紛れる寒さも、乗車拒否にあってしまったももんがにはさらに身に染みる寒さ。すっかり仮死状態。時折吹雪状態で、雪山遭難者のように雪男のように雪まみれになり、ひとり固まって仮死状態でリフトに乗るももんがをみて、夫とちびももはげらげら大笑い。

にしても、この3日間は半分くらい雪が降っていて、そのまた半分くらいは視界5m?って思うくらいの吹雪状態(いや、たぶん視界は20mくらいあったと思うけど、自分の気持ちの中ではそれくらいの悪条件)。そうなると、滑りなれたゲレンデも新雪状態になって、どこを滑っているのかわからなくなる。雪面の境目がわからなくなって自分以外は全て真っ白。それでも、夫について滑っていくちびもものピンクヘルメットを目印にどうにか滑っていたのだけれど、いろいろな諸事情で、ちびもも&夫とはぐれてしまったももんが。

視界の悪いスキー場、ってゆーか、ほんとただの吹雪の雪山みたいな状態で、新雪状態で、突然目の前にジャガイモのように座り込んでいるボーダーをよろよろよけながら、滑っていくのに、ちびもものヘルメットは一向に見つからない。途方にくれながらリフト乗り場に向かって滑っていたら頭上のリフトからちびももと夫の声。これならおいつける!とリフトに乗ったものの、そんな悪天候でもマイペースに滑っていくちびももと夫に追いつけるわけもなく、結局3本目でようやく追いつけた。雪山遭難した人の気持ちが、一瞬わかったような気がしたももんが。その後休憩しに入った食堂の鏡に映ったももんがは、ほんと、しょんぼりした雪男。吹雪の時は絶対休憩しておこう!と決意したのに、そんな時に限ってちびももはやる気いっぱい。元気いっぱい。仕方なくまた滑りに出る。

今回はちびもももすごくスキーを楽しんだようだった。夕食も二日続けて大人のハンバーグ定食を8割がた一人で食べたちびもも。宿でお風呂に入り、くたびれた雪男ももんがと9時には二人で爆睡(夫は酔っぱらってさらに早い時間に就寝)。ゲレンデから10分の宿なのに、夫の「朝イチで滑りたい」という希望を押し切られ、朝は7時前に起床・・・。

泊まった意味ないじゃん!とか思ったけれど、まあ、なかなか楽しいスキーだった。


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