おひなさまとちびももの段ボール作品、そして「しがしが」後日談 [こども]
2月末にようやく飾ったおひなさま。関西は旧暦の4月3日まで飾るので、ついつい先延ばしてしてしまった。でも、出せば愛おしい。お上品なお二人がちびももを守ってくれていると思うと、うれしくなる。ただ、ごはん茶碗からご飯を書き込んでいる姿を見ていたら、お上品さを少し分けてやってほしいものだと、しみじみ・・・。置く場所がせまいので、ぼんぼりは省略。来年は菱餅を省略してぼんぼりにしてみようか・・・とか検討中。
先週末から、またちびももの段ボール工作熱が勃発。先週末作ったのはこちら。なんと引き出し付き。しかも引き出しの左側は手前と奥の二つに仕切られていたりして。いろいろ飾られているが、この下がももんがの寝る前読書の本コーナーにいいので、勝手に使わせていただいている。これ、ちびももにしては細かくて、脚の長さとかきっちりして指定して、カッター片手にももんがのところへ、この長さに切ってほしいと、注文してきた。ちょっとした注文家具である。その甲斐あって机はぐらぐらしないし、ももんがが机下スペースを使っていても文句は言わない（言わせない？）。
そして、今週の作品がこちら。毛糸で作ったウサギとその箱庭。昨日、ももんががＰＣに向かっていろいろやっていたら、この段ボールをおいて、床でごろごろしながら「ママぁ、ママならこれで何を作りたい？」
「いや、特に何も作りたくないけど^_^;」
「だから、ママだったら何を作りたいのっ？(ー_ー)!!」（なんでそんなにエラそう？）
「ちなみに、ちびももは何を作りたいの？」
「ウサギのお庭」
「じゃあ、作ったらいいじゃん」
「毛糸のボンボンでウサギのマスコットを作らないと、できない」
「じゃあ、作れば？」
「ちびももはボンボンを作れないの！」（だから、なんでそんなにエラそう？）
結局、ウサギのマスコット付き箱庭を作りたいけど、主役を作れないからあんた作ってよ！というお願いが逆切れ状に表現されていたらしい。仕方ないので、ボンボンを作ってやった。やれ、パーツの耳をフェルトできれいに切れないだの、ボンドでうまくくっつけられないだの、結局ウサギは９９％ももんがが作った。（作れないのはボンボンじゃなくて、マスコット自体だったのね(ー_ー)!!）ウサギの耳の位置やら目の位置やらを、わがままな女王様ちびもも様の言うことを聞いて作る、ちょっとした召使・・・技術者である。
で、技術者ももんががウサギを作る間にウサギに合わせて、箱庭を作成。ベッドに餌、プールに滑り台、トイレ、至れり尽くせりな箱庭である。
その日の夜、夕食後に自慢げに夫の前で、無言でこの箱庭で遊ぶちびもも。夫も気づいて、「お、滑り台があるじゃん。このうさぎ、かわいいじゃん。どうしたの？何かについてたの？おばあちゃんにもらったの？」と質問。しばらく黙り込むちびもも。いつもなら「私が作るのを手伝った」とでも口を出すところだけど、黙って様子を見ていた。（てゆーか、どう見てもよれよれで手作りなのに、何かについてくるわけないじゃん^_^;）
ち 「作った」
夫 「うそ！こんなに上手に作れたの？ホントに？」
ちびももは、だまってうなづきながら、ちらっとももんがの顔を見る。今日は箱庭も上手にできたことだし、ちびももに花を持たせてやることにして、ちびももにはにっこり微笑んで夫には何も言わなかった。もうちょっとしたら、ボンボンマスコットも自分で作れるように教えてやろうと思っている。
ところで、「しがしが」という表現方法についての記事をアップしたら、マチャさんから「使いますよ~。しがむという言葉が語源・・・うんぬん」という内容のコメントをいただき、意気揚々と姉・弟・母に一斉メールをした。
「お正月に散々言われた「しがしが」という言葉は「しがむ」という京言葉が語源だと、とある方に教えてもらいました。関西では比較的よく使われる表現のようです。雅な言葉だったのよ~(^o^)」と、少し話を大きくしながらも、「どうだ！！！」としてやったりな気分でいた。
3時間後、母からの返信「送る相手を間違えてませんか？」（「特に意味はありません。一応ついでに一斉メールで送っただけです。気にしないでください」と返信） → この段階ですでにまた凹み気味。
弟からは予想通り、まったく返信なし。（くだらん！くらいに思ってるんだろうなあ・・・とさらに凹み気味）
姉からの半日遅れの返信「雅かどうかは使う人の風情に左右されるんじゃないの^_^;わはは！どうだ 参ったか(^.^)」
結局また玉砕したももんが。あーあ、この家族にはかなわんなあ・・・。
悔し紛れの返信「はいはい^_^;あなたに理屈で勝てると思ってませんよ。ま。架空の言葉じゃないってことで^_^; 一応負けず嫌いのご報告だけですう(T_T)」
